体をきちんと動かしてのダイエット、といえば真っ先に思いつくのがフィットネスジムでの運動です。
一方で、発汗作用が高く今とても流行っているのがホットヨガです。
ダイエットするならホットヨガとフィトネスジムのトレーニング、どちらがいいのでしょうか?
ダイエットしようと思い立って、ジムかホットヨガかどちらに通うか悩んでいる人のために、ここではホットヨガとジム、とちらがいいのか、比較検討していきます。
ダイエットに効果があるのは、ジムとホットヨガどっち?
まずは、それぞれの運動方法のメリット・デメリットを確認していきましょう。
ジムトレーニングの効果・メリット
- 運動の種類が色々あるので飽きずにトレーニングが出来る
- マシントレーニングは心拍数などを自分で把握できる
- 有酸素運動も無酸素運動(筋トレ)もできる
ジムでのトレーニングは、体重が減ったことや筋肉がついてきたことを実感できやすいです。
体質にもよりますが、わりと即効性があるのでやる気につながります。
ジムでのマシントレーニングは自分のペースで自分の好きなときに、好きな量トレーニングできるのが魅力です。
マシンの使い方はスタッフの方が教えてくれますし、自分にあったトレーニング方法がわからなければ、トレーナーさんにアドバイスをもらったり、パーソナルトレーニングを受けるという方法もあります。
トレーニングをした後に疲労感があるので、気持ちとしても「やった感」が大きいです。
ホットヨガの効果・メリット
- 有酸素運動になるが、基本的に運動強度はそんなにない、ゆるゆるとできる。
- 有酸素運動でありながら、インナーマッスルを鍛えることができるため太りにくい体をつくることができる
- ダイエット以外にもストレス発散や、肩こり改善、自律神経を整えたりも。美容面など期待できる効果が多い
- 姿勢改善・女性的なしなやかなしなやかなしぐさも身につく。
最近ではスポーツクラブなどでもホットヨガのコースがあるので、ホットヨガスタジオだけでなくホットヨガを体験できたりもします。
ホットヨガは発汗作用があるので新陳代謝が活発になり、肌のターンオーバーを促進させる効果があります。
女性には嬉しい効果ですよね。
また、姿勢が正されるので、体型や体重の変化だけでなく、スタイルよく見えるようにもなります。
ジムのように苦しいトレーニングではなく、ゆるやかな動きの中で全身運動をしていくので、有酸素運動ですが、息が上がったり息がきれたりすることはありません。
激しい運動が苦手な方には、おすすめです。
ジムトレーニングのデメリット
- やる気がでないとすぐに続かなくなる
- 有酸素運動と無酸素運動のどちらもする必要がある。
- 自己流でやると思うように効果が出ないことも。
ジムトレーニングで行う運動にはランニングやエアロバイクといった有酸素運動とトレーニングマシーンをつかう無酸素運動があります。
脂肪を燃焼させるためには有酸素運動が必要なのですが、有酸素運動で脂肪を燃やしやすくするためには、筋肉が必要で、無酸素運動をして筋肉をつけつつ、有酸素運動をするのが理想です。
つまり、有酸素運動と無酸素運動のどちらの運動もきちんと行う必要がある、ということです。
バランスよく運動をすることで体全体を引き締まった印象に仕上げられます。
しかし、運動が元から苦手な方には運動の種類が多く、やる気を失くしてしまったり、運動が苦手な人でなくても、トレーナーなしでトレーニングをするとどうしても自分の苦手なものより好きなものに偏ってやってしまいがちだったりもします。
トレーナーをつけてトレーニングをするならまだしも自己流でトレーニングプログラムを組むと、自分が理想とするような結果が出にくい場合もあります。
ホットヨガのデメリット
- 効果を実感するまでに時間がかかる
- 効果を感じることができずに早い段階で挫折してしまう人もいる
- スタジオのレッスンプログラムに合わせて予定を組まないといけない
- リラックス系のレッスンなども多く、物足りなく感じる人も
ホットヨガはダイエット効果を実感できるようになるのは数カ月先になります。
ですので、即効性を求める方には向きません。
すぐ目で見える効果を感じたい場合はジムがいいと思います。
と言いつつも、ホットヨガは有酸素運動であり、全身運動です。
見た目以上に、そして、している自分が思う以上に体は使われているのですが、筋トレやジョギングと比較すると、運動としてはゆるやかなため、「やった感」が少なく、人によっては物足りなさを感じるかもしれません。
少しずつではありますが、体重変化なども細かくチェックしていけばホットヨガのモチベーションを保つことはできますよ。
ダイエットにはどちらが効果的?
ジムとホットヨガ、どちらも一長一短です。
即効性があるがキツイのがジム、効果が出るには時間がかかるが楽しみながらできるのがホットヨガです。
ホットヨガは、劇的な即効性は期待できませんが、長期間継続し続けていくことで、体質ごと変えていくようなイメージで考えていくといいでしょう。
また、ジムトレーニングで作られた体は筋肉がほどよくつき、締まった体になりますが、ホットヨガで作られた体は、女性的なラインを保ちつつスリムになる感じです。
同じように継続した場合の目指す体型がジムとヨガでは違います。
見た目にも筋肉質で締まった感じにしたいのであればジムのほうがいいですし、あまり筋肉っぽくなるのは望まない…というタイプはホットヨガのほうがいいでしょう。
また、ジムと比較すると、ホットヨガのほうが劇的な変化がない分、リバウンドもしにくいです。
ジムは通っているときはいいけれど、辞めてしまったり、通う頻度が落ちると人によってはすぐにリバウンドしてしまいます。
ホットヨガの場合は、運動が緩やかな分、大きなリバウンドもしにくいです。
しかし、ジムであれ、ヨガであれ、完全に辞めてしまうと、筋肉量は落ちてしまいますから、大事なのは、無理をしない程度でもいいので長く続けていくことです。
体質に合った方法も大事
効果のでやすさ、実感の仕方には体質も関係してきます。
管理人であるわたしは、隠れ冷え性で通常20分以上有酸素運動をすると燃えはじめると言われている脂肪が、人と比べると燃やしにくい体質で、もっと長い時間続けてやっと燃え始める体質なんです。(遺伝子検査で照明済み)
わたしのようなタイプの人でも、ホットヨガであれば、早い段階から脂肪を燃やすことができます。
隠れ冷え性で体質的に脂肪を燃やすのが苦手な人にはホットヨガはジムの有酸素運動よりも効果が出やすいです。
また、むくみ体質の方で、むくみ太りをしやすい人も、汗をたくさんかかくことができるホットヨガが効果が実感しやすいです。
ジム×ホットヨガの組み合わせで痩せやすい体に
実はジムとホットヨガの組み合わせがより効果的なんです。
可能であれば、ジムでほどよく筋トレをしつつ、ホットヨガでインナーマッスルを鍛えながら脂肪を燃やすことをおすすめします。
この方法がジムとホットヨガのいいところどりになります。
カルドは全国展開のホットヨガスタジオですが、フィットネスジムが併設されている店舗も多く、ジムとホットヨガを組み合わせてより効率的にダイエットをすることができます。
ジムとホットヨガが併設されているところに通えるのであれば、先に20分くらいジムで筋トレ(無酸素運動)をしてからヨガのレッスン(有酸素運動)に出るのがおすすめ。
アウターマッスルとインナーマッスルが鍛えられるので、より引き締まりやすいです。
大幅に体重を落としたい人であれば、それに+して、ジョギングやエアロバイクをしてさらに脂肪を燃やすといいでしょう。
ジムとホットヨガの2つ通うとなるとなかなか、お財布にも優しくはないですし、時間的な面でも難しい方も多いと思いますが、カルドのジムが併設されている店舗であれば、低コストで時間も無駄にすることなく叶いますよ。
まとめ
わたしは、フィットネスジムとホットヨガの組み合わせで運動をしてますが、実践しはじめてからから体重の変化よりも見た目や質感がかわりました。
引き締まりましたし、何より太りにくくなりましたよ。
痩せたい気持ちが強過ぎて、無理をして運動をしても脂肪燃焼よりも先に気力がなくなって続けることが嫌になってしまいます。
フィットネスジムであれ、ホットヨガであれ、一番大事なのは、続けることです。
長く続けられるように、自分の体力や性格にあった方法はどの方法なのか、よく考えて実践してみてください。
フィットネスジムに通いたいけど自分のやる気に自信がない場合は、少々お金はかかりますが、最初はトレーナーさんをつけるのもいい方法だと思いますよ。
ジムに通いそれなりにトレーニングする習慣さえついてしまえば、その後自分だけでやっていけばOKですからね。
また、今までずっと○○をやってきて、運動をしても痩せなかった…とある程度の期間続けているのに痩せないなど、体づくりに行き詰まっている方は、思いきって違うものにチェンジしてみるのもいいです。
性格もそうですが、体質に合う合わないも少なからずありますので、自分に合った方法を見つけていきましょう。